NY株見通し-FOMC結果、パウエルFRB議長会見に注目
今晩のNY市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に注目。昨日はFOMCの結果公表を翌日に控える中、米長短金利が上昇し、主要3指数がそろって反落。ダウ平均は7月14日以来の低水準となる30706.23ドルで終了した。今晩は取引時間午後(日本時間:22日午前3時)に結果が公表されるFOMCに注目が集まる。利上げ幅を巡っては、一時浮上した1.00%の大幅利上げ見通しは後退し、3会合連続での0.75%の利上げ(FF金利誘導目標を2.25-2.50%から3.00-3.25%)がほぼ確実視されているが、同時に発表されるFOMCメンバーの年末のFF金利見通しや、パウエル米連邦準備理事会(FRB)の記者会見での発言が注目される。利上げ幅が予想に反して1.00%となった場合や、FF金利見通しが予想以上に上昇した場合、パウエルFRB議長から従来以上にタカ派的発言があった場合は、金融引き締めの強化・長期化見通しや、それに伴う景気悪化懸念から株式などのリスク資産に売りが強まることが警戒される。
今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果、パウエルFRB議長会見のほか、MBA住宅ローン申請指数、8月中古住宅販売件数など。企業決算は寄り前にゼネラル・ミルズ、引け後にレナーが発表予定。(執筆:9月21日、14:00)
今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果、パウエルFRB議長会見のほか、MBA住宅ローン申請指数、8月中古住宅販売件数など。企業決算は寄り前にゼネラル・ミルズ、引け後にレナーが発表予定。(執筆:9月21日、14:00)