欧州外国為替市場概況・22時 ポンドドル、乱高下

 26日の欧州外国為替市場でポンドドルは乱高下。イングランド銀行が声明を発表する、との報道を受けて、ポンド防衛のための緊急利上げへの警戒感が高まり、一時1.0823ドル前後まで上昇した。しかし、関係筋の話として、英中銀はポンドについて発言するかまだ決めかねている、と報じられたことで、1.0732ドル前後まで反落した。その後、緊急利上げへの警戒感から1.0931ドルまで反発している。

 ドル円は弱含み。22時時点では143.89円と20時時点(144.26円)と比べて37銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.78%台まで上昇したことで、一時144.37円まで上値を伸ばしたものの、金利が3.74%台へ低下したことで、143.80円台まで反落した。

 ユーロドルは強含み。22時時点では0.9669ドルと20時時点(0.9640ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが3.74%台へ低下したことで、0.96ドル台後半で強含みに推移した。

 ユーロ円は22時時点では139.13円と20時時点(139.08円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:143.27円 - 144.37円
ユーロドル:0.9554ドル - 0.9710ドル
ユーロ円:137.40円 - 139.45円

(越後)
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