東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、底堅い

 6日の東京外国為替市場でユーロ円は底堅い。12時時点では143.37円とニューヨーク市場の終値(142.89円)と比べて48銭程度のユーロ高水準だった。日米株価指数が強い地合いを保つなか、対オセアニア通貨を中心にリスクオンのドル売り・円売りが強まったため、ユーロ円は強含み。一時143.45円まで上値を広げた。
 なお、NZドル円は一時83.85円と9月22日以来の高値を付けた。昨日のRBNZ会合で利上げペースを継続する姿勢を示したことも引き続き相場を支えている模様。

 ユーロドルは底堅さを維持。12時時点では0.9915ドルとニューヨーク市場の終値(0.9884ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。10時前に0.9926ドルまで上げた後は0.9904ドル付近まで伸び悩んだが、ドル売りの流れが根強く下値は堅かった。

 ドル円は12時時点では144.60円とニューヨーク市場の終値(144.64円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。全体的な円売りを支えに144.70円まで上げたが、ドル売りも同時に出たため上値は限定的だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.39円 - 144.70円
ユーロドル:0.9875ドル - 0.9926ドル
ユーロ円:142.82円 - 143.45円

(越後)
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