東京外国為替市場概況・17時 ポンドドル、行って来い

 14日午後の東京外国為替市場でポンドドルは行って来い。昨日の大幅高に対する反動から欧州勢参入後は売りが先行し、一時1.1255ドルまで値を下げた。ただ、「トラス英首相とクワーテング英財務相が本日、法人税に関する発表を検討」との一部報道が伝わると1.1310ドル台まで切り返している。

 ドル円は小幅高。17時時点では147.48円と15時時点(147.46円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。対ポンド主導のドル高に押されて一時147.61円と日通し高値を付けた。もっとも、昨日高値の147.67円がレジスタンスとして意識されるとやや伸び悩んでいる。

 ユーロドルは売り一服。17時時点では0.9767ドルと15時時点(0.9775ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。ポンド安につれる形で0.9753ドルまで下げる場面があったが、ポンドが反発すると売りは落ち着いた。

 ユーロ円は17時時点では144.05円と15時時点(144.15円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇につれる形で144.42円まで値を上げたが、ユーロドルが下落した影響からその後は頭が重くなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:147.06円 - 147.61円
ユーロドル:0.9753ドル - 0.9808ドル
ユーロ円:143.79円 - 144.42円


(越後)
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