NY為替見通し=米雇用統計で米金利上昇しても、株式市場のネガティブな反応には注意
NYタイムは、米重要労働関連指標である10月雇用統計が発表となる。市場は、非農業部門雇用者数は+20.0万人、失業率は3.6%と、それぞれ9月の+26.3万人、失業率は3.5%よりやや悪化を予想。しかし、労働市況の底堅さが大きく損なわれていることを示すような状況ではない。
為替はまず、予想比での強弱に反応するとみるが、賃金動向の強弱なども勘案して、米政策金利の引き上げが、金融市場全般へどのように影響してくるか吟味する状況へ移行してくるだろう。株価が強弱どのような反応を示すのかもにらんだ上で、方向性を探る展開が想定できる。
ここもと、米金利が上昇してドルが底堅さを示しても、株価がネガティブな反応を示すと、リスクセンチメントの悪化を嫌気して、ドル円やクロス円が重い動きとなりやすい。本日も指標の強弱による為替への直接的なインパクトだけでなく、株価動向への影響も含めた2次的な反応に、市場は神経質になるとみる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、昨日3日高値148.45円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、3日安値および日足一目均衡表・転換線147.11円。
(関口)
為替はまず、予想比での強弱に反応するとみるが、賃金動向の強弱なども勘案して、米政策金利の引き上げが、金融市場全般へどのように影響してくるか吟味する状況へ移行してくるだろう。株価が強弱どのような反応を示すのかもにらんだ上で、方向性を探る展開が想定できる。
ここもと、米金利が上昇してドルが底堅さを示しても、株価がネガティブな反応を示すと、リスクセンチメントの悪化を嫌気して、ドル円やクロス円が重い動きとなりやすい。本日も指標の強弱による為替への直接的なインパクトだけでなく、株価動向への影響も含めた2次的な反応に、市場は神経質になるとみる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、昨日3日高値148.45円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、3日安値および日足一目均衡表・転換線147.11円。
(関口)