東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、堅調

 16日の東京外国為替市場でユーロ円は堅調。12時時点では145.12円とニューヨーク市場の終値(144.15円)と比べて97銭程度のユーロ高水準だった。139円後半まで上値を伸ばしたドル円につれ高となっていたところに、日英仏独・首脳との緊急会合を終えたバイデン米大統領の発言が伝わると上げ幅を拡大。昨日ポーランドに着弾したミサイルについて、米大統領は「軌道を見る限りロシアから発射された可能性は低い」と述べた。北大西洋条約機構(NATO)とロシアの全面対決への警戒感が和らいだことを支えに、一時145.26円までユーロ高・円安が進行した。

 ユーロドルも買い優勢。12時時点では1.0377ドルとニューヨーク市場の終値(1.0349ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。バイデン米大統領の発言を受けて欧州の地政学リスク回避の巻き戻しが進んだ。1.0331ドルを本日下値に1.0387ドルまでユーロ高に振れた。

 ドル円は地合い強い。12時時点では139.84円とニューヨーク市場の終値(139.28円)と比べて56銭程度のドル高水準だった。仲値後も本邦輸入企業からと見られるドル買いが持ち込まれ、昨日NY時間の戻り高値139.69円を超えるとショートカバーも巻き込み139.91円まで値を上げた。その後139.60円台まで売り戻されるも、全般強含むクロス円や一時3.80%台を回復した時間外の米10年債利回りにも後押しされ、140.00円まで日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.74円 - 140.00円
ユーロドル:1.0331ドル - 1.0387ドル
ユーロ円:143.57円 - 145.26円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。