22日香港株=軟調か、中国のコロナ感染拡大を嫌気

 22日の香港市場は軟調か。中国本土では20日に新たに2万7095人の新型コロナウイルスの感染が確認されたほか、死者2人も確認された。行動制限の強化で中国景気が減速するとの警戒感が引き続き相場の重しとなりそうだ。また、23日には米連邦準備理事会(FRB)が11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を公表する予定で、米金融政策を見極めようと様子見ムードも強まりそうだ。

 ただ、ハンセン指数は前日まで4営業日続落し、終値で14日以来、約1週間ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がる可能性もある。

 21日のNY株式相場は反落。中国の都市で新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウン(封鎖措置)が実施され経済活動再開期待が後退したことや、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ継続見通しが重しとなった。
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