東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上値が重い

 22日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。12時時点では141.69円とニューヨーク市場の終値(142.14円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。東京仲値にかけては一部邦銀が強引に市場レートよりも高めのレートを設定したが、その後は昨日ドルが大きく上昇した反動や、明日の祝日休場を控え利食い売りも入り上値が重くなった。米金利が小幅に低下していることも重しとなり、12時前には141.64円まで下押ししている。

 ユーロドルは小幅高。12時時点では1.0264ドルとニューヨーク市場の終値(1.0242ドル)と比べて0.0022ドルのユーロ高水準だった。ドル円の売りに連れる形になり、ユーロドルも1.0268ドルまで小幅に上昇したが、上げ幅は限られている。

 ユーロ円は小安い。12時時点では145.44円とニューヨーク市場の終値(145.57円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ドル相場となっていることで値動きは限られているが、ドル円の下げ幅が徐々に広がるとユーロ円も145.39円まで売られ小安く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.64円 - 142.24円
ユーロドル:1.0240ドル - 1.0268ドル
ユーロ円:145.39円 - 145.71円

(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。