東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、強含み

 8日午後の東京外国為替市場でユーロドルは強含み。17時時点では1.0525ドルと15時時点(1.0503ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。WTI原油先物価格が上昇したことで対資源国通貨を中心にドル売りが進んだほか、香港株が7%超の大幅高となったこともリスクオンのドル売りにつながった。一時1.0531ドルまで本日高値を伸ばした。

 ドル円は上値が重い。17時時点では136.71円と15時時点(137.09円)と比べて38銭程度のドル安水準だった。資源国通貨に対するドル売りが対円にも波及したうえ、時間外の米10年債利回りが上昇幅を縮めたことも嫌気され、136.50円台まで上げ幅を縮めた。

 ユーロ円は17時時点では143.89円と15時時点(143.99円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。143円台後半を中心としたもみ合いに終始した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:136.25円 - 137.24円
ユーロドル:1.0494ドル - 1.0531ドル
ユーロ円:143.25円 - 144.05円

(越後)
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