欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、高値圏を維持

 14日の欧州外国為替市場でユーロドルは高値圏を維持。22時時点では1.0758ドルと20時時点(1.0755ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。1月米消費者物価指数(CPI)を目前に控えるなか、全般ドル売りが進むと一時1.0768ドルと本日高値を更新した。なお、マクルーフ・アイルランド中銀総裁が「3.5%を超える金利の引き上げあり得る」などと語ったが、反応は薄かった。

 ドル円は戻りが鈍い。22時時点では132.02円と20時時点(132.25円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。買い戻しは132.33円に留まり、米CPIの発表を前に一巡後は132円割れまで戻り売りに押されている。

 ユーロ円は22時時点では142.03円と20時時点(142.25円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が伸び悩んだ影響から142円台前半でやや頭が重い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:131.79円 - 132.47円
ユーロドル:1.0721ドル - 1.0768ドル
ユーロ円:141.52円 - 142.36円

(越後)
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