NY為替見通し=NY休場で閑散取引の中、2月ユーロ圏消費者信頼感指数に要注目か
本日のNY為替市場のドル円は、米国とカナダが休日のため、閑散取引の中、2月ユーロ圏消費者信頼感指数に注目することになる。
2月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値は、-19.0と予想されており、1月の-20.9からの改善が見込まれている。ユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥る可能性が警戒されていることで、予想を下回るネガティブサプライズに警戒しておきたい。
いる
先週末17日、バーキン米リッチモンド連銀総裁が、予想外に強かった1月米雇用統計と好調な1月小売売上高に関して、季節要因の影響を受けた可能性があり、必ずしも過剰需要の存在を示してはいないとの見解を示した。
たしかに、1月の小売売上高は、年末商戦の先取りにより12月が落ち込む反動で急増する傾向にあり、改定値では下方修正されるという季節要因が確認されている。昨年の1月も速報値は+3.8%だったが、+2.5%へ下方修正されていた。
1月の非農業部門雇用者数も、ベンチマークの改定や職分類の改定という季節要因によるポジティブサプライズ(前月比+51.7万人)だった可能性もあることで、改定値での下方修正に要警戒なのかもしれない。昨年1月は速報値が+46.7万人だったが、+36.4万人へ下方修正されている。
想定レンジ上限
・ドル円:2月17日の高値の135.10円
・ユーロドル:日足一目均衡表・基準線の1.0823ドル
想定レンジ下限
・ドル円:日足一目均衡表・転換線の132.46円
・ユーロドル:2月17日の安値の1.0613ドル
(山下)
2月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値は、-19.0と予想されており、1月の-20.9からの改善が見込まれている。ユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥る可能性が警戒されていることで、予想を下回るネガティブサプライズに警戒しておきたい。
いる
先週末17日、バーキン米リッチモンド連銀総裁が、予想外に強かった1月米雇用統計と好調な1月小売売上高に関して、季節要因の影響を受けた可能性があり、必ずしも過剰需要の存在を示してはいないとの見解を示した。
たしかに、1月の小売売上高は、年末商戦の先取りにより12月が落ち込む反動で急増する傾向にあり、改定値では下方修正されるという季節要因が確認されている。昨年の1月も速報値は+3.8%だったが、+2.5%へ下方修正されていた。
1月の非農業部門雇用者数も、ベンチマークの改定や職分類の改定という季節要因によるポジティブサプライズ(前月比+51.7万人)だった可能性もあることで、改定値での下方修正に要警戒なのかもしれない。昨年1月は速報値が+46.7万人だったが、+36.4万人へ下方修正されている。
想定レンジ上限
・ドル円:2月17日の高値の135.10円
・ユーロドル:日足一目均衡表・基準線の1.0823ドル
想定レンジ下限
・ドル円:日足一目均衡表・転換線の132.46円
・ユーロドル:2月17日の安値の1.0613ドル
(山下)