21日香港株=もみ合いか、米休場で材料難 HSBCが決算発表へ

 21日の香港市場はもみ合いか。20日の米国市場はプレジデントデーで休場のため、材料難から方向感に乏しい展開になる可能性がある。中国本土で全国人民代表大会(全人代)の開幕を3月5日に控え、政策期待が相場を下支えするだろう。米ドル高・香港ドル安が一服し、香港からの資金流出懸念はやや和らいだことの好材料。半面、米利上げ継続の観測や、気球問題などをめぐって米中対立の激化への懸念が引き続き重荷となりそうだ。

 決算発表や業績見通しなどの個別材料がある銘柄の物色する動きは続くだろう。きょうは欧州金融大手のHSBC(00005)と傘下の香港地場系大手行、ハンセン銀行(00011)が2022年12月本決算を発表する予定。
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