NY為替見通し=米耐久財受注額やロンドンフィックス、FRB高官発言を注視
NYタイムは、市場予想とかい離することも多い米耐久財受注額(予想:前月比-3.9%/輸送用機器を除く前月比+0.1%)の1月分の数値を受けた振れに注意したい。結果を受けた米金利の上下が株価動向に影響を与え、市場のリスクセンチメントを左右する可能性にも留意したい。
また、月末に近づいたロンドンフィキシングの動向にも注目すべきだろう。欧州通貨のフロー中心の動きになりやすいが、欧州通貨に対するドル相場の強弱やクロス円の動きが、ドル円の推移に与える影響にも注意が必要となる。
堅調な経済指標の結果が続いたことで、米利上げ長期化の観測が浮上するなか、本日のジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)理事が討議に参加するが、発言内容に注目となる。特に先週末、FRBがインフレ指標として重視する米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが予想を上回ったことについて、警戒感を示すか、一過性の振れと捉えるか、関連した言及があれば、市場の動意材料となりそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、昨年12月20日高値137.48円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、23日高値135.36円。
(関口)
また、月末に近づいたロンドンフィキシングの動向にも注目すべきだろう。欧州通貨のフロー中心の動きになりやすいが、欧州通貨に対するドル相場の強弱やクロス円の動きが、ドル円の推移に与える影響にも注意が必要となる。
堅調な経済指標の結果が続いたことで、米利上げ長期化の観測が浮上するなか、本日のジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)理事が討議に参加するが、発言内容に注目となる。特に先週末、FRBがインフレ指標として重視する米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが予想を上回ったことについて、警戒感を示すか、一過性の振れと捉えるか、関連した言及があれば、市場の動意材料となりそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、昨年12月20日高値137.48円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、23日高値135.36円。
(関口)