東京外国為替市場概況・17時 ポンド、堅調

 22日午後の東京外国為替市場でポンドは堅調。2月の英消費者物価指数(CPI)がヘッドラインとコアともに市場予想より強い結果になったことで、ポンドに買いが集まった。対ドルでは1.2271ドル、対ユーロでは0.8772ポンド、対円では162.65円までポンド買いが進行。また、同時に発表された同月の小売物価指数(RPI)も市場予想より上振れた。

 ドル円は小高い。17時時点では132.59円と15時時点(132.42円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが低下幅を縮めたこともあり、ドル円は132円台半ばで小高く推移。

 ユーロドルはやや上値が重い。17時時点では1.0766ドルと15時時点(1.0772ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米金利が低下幅を縮小したことによるドル買いと、ユーロポンドの売りがユーロドルの重しになり、やや上値が重く1.0759ドルまで小幅に日通し安値を更新した。

 ユーロ円は小動き。17時時点では142.76円と15時時点(142.65円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルともに値幅が限られた動きだったことで、ユーロ円は小動きに終始。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.26円 - 132.78円
ユーロドル:1.0759ドル - 1.0777ドル
ユーロ円:142.39円 - 143.04円

(松井)
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