今日の株式見通し-堅調か 米国株は売り先行から切り返す

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は2ドル高の33485ドルで取引を終えた。週間新規失業保険申請件数の悪化を受けて、序盤は売りに押された。しかし、アルファベットやマイクロソフトなど主力グロース株が強く、3指数とも早い時間に安値をつけた後は持ち直してプラスで終えた。ドル円は足元131円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて100円高の27630円、ドル建てが165円高の27695円で取引を終えた。

 ダウ平均は横ばい程度であったが下を試して切り返しており、直近2日間で大きく下げた日本株には買い戻しが入るだろう。ナスダックが0.8%高と3指数の中では最も動きが良く、ハイテク株や値がさ株が戻りの先導役になると考える。本日は米雇用統計の発表日だが、米株市場は休場となる。高くなったところではリスク回避の売りも出てくるとみるが、直近の下げの反動で広範囲に買いが入りやすく、場中の基調は強いと予想する。日経平均の予想レンジは27550円-27800円
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