ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上昇一服

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。24時時点では132.08円と22時時点(132.12円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。3月米雇用統計を受けて米長期金利の上昇とともに円売り・ドル買いが先行。一目均衡表転換線が位置する132.09円や雲下限132.16円を上抜けて一時132.38円まで値を上げた。ただ、本日は聖金曜日の祝日(グッドフライデー)で市場参加者がほぼ不在のため、買い一巡後は徐々に値動きが鈍った。

 ユーロドルは持ち直した。24時時点では1.0914ドルと22時時点(1.0903ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。米雇用統計発表直後に一時1.0877ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり1.09ドル台前半まで戻した。欧州市場はグッドフライデーで休場のため、方向感が出にくい状況だ。
 なお、米国は株式・商品市場が休場、債券市場が短縮取引となっている。

 ユーロ円はじり高。24時時点では144.13円と22時時点(144.03円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入ったあとはユーロドルの持ち直しにつれた買いが入った。23時30分過ぎに一時144.19円と日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.53円 - 132.38円
ユーロドル:1.0877ドル - 1.0924ドル
ユーロ円:143.59円 - 144.19円

(中村)
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