今日の株式見通し-しっかりか 米3月雇用統計は市場予想並み
東京市場はしっかりか。先週金曜の7日は聖金曜日で米国株が休場。この日に発表された米3月雇用統計は、非農業部門雇用者数が23.6万人増と市場予想並みの結果となり、2カ月連続で鈍化。失業率は3.5%と前月分の3.6%から低下した。短縮取引の米債券市場では、10年債利回りが小幅に上昇した。ドル円は足元131円80銭近辺で推移している。
米雇用統計の結果を米国よりも先に消化することになるが、今回は特段波乱を呼び込むような内容ではなかった。先週の日本株は弱い米国の指標を受けて大きく崩れており、米雇用統計に対する警戒も強まっていた。今回の結果を受けた反応としては、買い戻しが優勢となるだろう。ただ本日は通常以上に米株先物に神経質となる可能性が高く、本日の米国の反応を見ないと動きづらいというムードが強まると思われる。買いが先行した後は、プラス圏を意識しながら方向感に欠ける地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは27450円-27700円
米雇用統計の結果を米国よりも先に消化することになるが、今回は特段波乱を呼び込むような内容ではなかった。先週の日本株は弱い米国の指標を受けて大きく崩れており、米雇用統計に対する警戒も強まっていた。今回の結果を受けた反応としては、買い戻しが優勢となるだろう。ただ本日は通常以上に米株先物に神経質となる可能性が高く、本日の米国の反応を見ないと動きづらいというムードが強まると思われる。買いが先行した後は、プラス圏を意識しながら方向感に欠ける地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは27450円-27700円