欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、一転下落

 13日の欧州外国為替市場でドル円は一転下落。22時時点では132.50円と20時時点(133.22円)と比べて72銭程度のドル安水準だった。米・中長期金利が上昇するなか、21時過ぎには一時133.39円と本日高値を付けた。ただ、3月米卸売物価指数(PPI)が総合で前月比・前年比ともに予想を下回ったことが分かると、米金利低下とともに反落。昨日安値の132.73円を下抜けて132.42円まで下げ足を速めた。

 ユーロドルは買い優勢。22時時点では1.1049ドルと20時時点(1.1014ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米PPIを受けて買いが進み、2月2日高値の1.1033ドルを上抜けて1.1056ドルと昨年4月以来の高値を付けた。

 ユーロ円は22時時点では146.40円と20時時点(146.74円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。146円台後半で底堅く推移していたが、ドル円が下落するとつれる形で146.30円台まで失速した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.42円 - 133.39円
ユーロドル:1.0977ドル - 1.1056ドル
ユーロ円:146.14円- 146.89円


(越後)
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