欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、急落

 12日の欧州外国為替市場でドル円は急落。22時時点では133.05円と20時時点(133.72円)と比べて67銭程度のドル安水準だった。3月米消費者物価指数(CPI)が前年比で+5.0%と予想の+5.2%を下回る結果となったことを受けて米・中長期金利が急低下。ドル円は昨日安値の132.97円を下抜けて132.74円まで急速に値を下げた。

 ユーロドルは買い優勢。22時時点では1.0964ドルと20時時点(1.0925ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ高水準だった。米CPI発表後に米長期金利が低下したためドル売りが活発化。一時1.0990ドルまで買い上げられる場面があった。

 ユーロ円は22時時点では145.87円と20時時点(146.09円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて本日安値の145.77円に迫る場面も見られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.74円 - 134.05円
ユーロドル:1.0911ドル - 1.0990ドル
ユーロ円:145.77円- 146.38円


(越後)
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