欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、小戻し

 14日の欧州外国為替市場でドル円は小戻し。20時時点では132.50円と17時時点(132.22円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。米2年債利回りが3.94%割れから3.97%台、同10年債利回りも3.42%割れから3.44%台へ持ち直した。米金利動向を受けたドル買い戻しに加え、欧州株の底堅さやダウ先物の下落幅縮小を支えとした円戻り売りもあり、ドル円は一時132.55円前後へ持ち直した。

 ユーロ円も下げ渋る。20時時点では146.53円と、17時時点(146.31円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。株式市場の動向を受けた円戻り売りや、ドル円の円安推移を支援に146.61円前後へ戻す場面があった。

 ユーロドルはもみ合い継続。20時時点では1.1058ドルと17時時点(1.1065ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルが戻した影響でユーロ安・ドル高方向へやや傾いたが、対円でユーロも戻したため強い方向感は出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.17円 - 132.64円
ユーロドル:1.1046ドル - 1.1076ドル
ユーロ円:146.24円- 146.71円

(関口)
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