ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では133.54円と2時時点(133.81円)と比べて27銭程度のドル安水準。一時133.88円まで買い戻され、日通し高値に迫る勢いを見せたドル円だったが、ダウ平均とS&P500が下げ幅を広げ、ナスダック総合も上げ幅を縮小したことで、再び上値が重くなり133.53円付近まで下押しした。「米地銀ファーストリパブリック銀行がFRB貸出へのアクセス制限の可能性」と報じられたことなども、リスクを回避する動きを進めた。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.1038ドルと2時時点(1.1041ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢引け後は、1.10ドル台前半を中心に小幅な値動きに終始。

 ユーロ円は弱含み。4時時点では147.41円と2時時点(147.74円)と比べて33銭程度のユーロ安水準。ダウ平均が240ドル超下げていることもあり、ユーロ円も147.35円前後まで弱含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.02円 - 133.94円
ユーロドル:1.0968ドル - 1.1095ドル
ユーロ円:146.46円 - 147.91円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。