東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、買い優勢

 8日午後の東京外国為替市場でユーロ円は買い優勢。17時時点では149.19円と15時時点(148.72円)と比べて47銭程度のユーロ高水準だった。堅調なまま終えた中国株や上げ幅を拡大した香港株を眺めながら、リスクに敏感なオセアニア通貨のクロス円が上昇。追随する形で上値を試し、東京朝につけた149.09円を上回って149.27円まで日通し高値を更新した。
 豪ドル円は91.67円まで、NZドル円が85.44円まで本日レンジの上限を広げた。

 ドル円は底堅い。17時時点では135.02円と15時時点(134.73円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。15時半前には134.64円まで下値を広げるも、先週末NY昼過ぎの下押し水準134.63円の手前で下げ止まった。その後はクロス円の円安推移に後押しされ、ドル買い円売り戻しが強まった。135円台を回復し、135.09円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは17時時点では1.1049ドルと15時時点(1.1039ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の強さに支えられ、1.1053ドルまで日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.64円 - 135.30円
ユーロドル:1.1014ドル - 1.1053ドル
ユーロ円:148.57円 - 149.27円


(小針)
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