ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い一服

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い一服。2時時点では137.46円と24時時点(137.41円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。バイデン米大統領が会見で債務上限の交渉に自信を示したほか、米共和党のマッカーシー下院議長も「今週内の合意は実行可能」と述べたことでダウ平均が上げ幅を拡大。米長期金利の上昇も買いを促し、一時137.57円まで値を上げた。ただ、2日の高値137.77円が目先のレジスタンスとして意識されると137.40円台まで伸び悩んだ。

 ユーロ円は堅調。2時時点では149.03円と24時時点(148.69円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。米債務上限交渉の進展期待から米国株が上昇するとリスクオンの円売りが優勢に。ユーロ円は一時149.09円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0842ドルと24時時点(1.0821ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の上昇につれる形で1.0840ドル台まで下値を切り上げている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:136.31円 - 137.57円
ユーロドル:1.0810ドル - 1.0874ドル
ユーロ円:148.07円 - 149.09円


(越後)
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