東京外国為替市場概況・8時 ドル円、弱含み

 22日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。8時時点では137.68円とニューヨーク市場の終値(137.98円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。早朝取引で137.70円台まで下げた後、いったんは138円台を回復したが、米債務上限問題を巡る不透明感などが相場の重しとなり、137.67円まで再び売りに押された。
 なお報道によると、バイデン米大統領と共和党のマッカッシー下院議長は現地時間の22日午後に会談を行う予定と伝わっている。

 ユーロ円は上値が重い。8時時点では148.93円とニューヨーク市場の終値(148.99円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。早朝取引では148.90円台の安値から149.26円まで買い戻されたが、その後はドル円と同様に頭が重くなり、再び149.00円割れ水準まで押し戻された。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.0817ドルとニューヨーク市場の終値(1.0805ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル売りの影響を受け、1.0820ドルまでやや値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.67円 - 138.03円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0820ドル
ユーロ円:148.90円 - 149.26円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。