東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下落一服

 22日の東京外国為替市場でドル円は下落一服。12時時点では137.63円とニューヨーク市場の終値(137.98円)と比べて35銭程度のドル安水準だった。仲値前後から上値が重くなり、時間外の米・中長期債利回りの低下を眺めながら137.50円までドル売りが進んだ。もっとも、先週末ニューヨーク時間につけた137.43円が目先の支持水準として意識されると、一巡後は137.72円付近まで買い戻される場面があった。

 ユーロ円は下げ渋り。12時時点では148.95円とニューヨーク市場の終値(148.99円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。米債務上限問題を巡る不透明感などが嫌気され、一時148.84円までユーロ安・円高に振れた。しかしながらその後、香港株が上昇幅を拡大しリスクセンチメントが改善すると、豪ドル円などと共に反発した。一時149.01円まで下値を切り上げている。
 豪ドル円は91.44円まで売りが先行するも、香港株の強含みを眺めて91.60円台まで持ち直した。

 ユーロドルは12時時点では1.0823ドルとニューヨーク市場の終値(1.0805ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。1.0820ドル台で動意の鈍さが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.50円 - 138.03円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0830ドル
ユーロ円:148.84円 - 149.26円


(小針)
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