東京外国為替市場概況・15時 ドル円、買い戻し

 22日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。15時時点では137.98円と12時時点(137.63円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価が31000円の大台に乗せて上値を拡大したことを受け、投資家のリスク志向改善を意識した買い戻しが入った。午前に前週末安値の137.43円手前で下値の堅さを確認したこともあり、138.00円手前まで下値を切り上げた。

 ユーロ円も買い戻し。15時時点では149.18円と12時時点(148.95円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様に株高を支えにした買い戻しが入り、149.10円台まで値を上げた。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0811ドルと12時時点(1.0823ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇を受けた売りに押されたほか、米金利が低下幅を縮小したことも相場の重しとなった。一時1.0810ドル付近まで値を下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.50円 - 138.03円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0830ドル
ユーロ円:148.84円 - 149.26円

(岩間)
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