東京外国為替市場概況・10時 ドル円、じり高

 21日の東京外国為替市場でドル円はじり高。10時時点では156.43円とニューヨーク市場の終値(156.26円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。朝から前日高値156.30円を上抜けて、緩やかな動きながらも上値を広げていく展開になった。東京仲値の値決めでもドル買いが優勢となったこともあり156.47円までじり高。

 ユーロ円は強含み。10時時点では169.90円とニューヨーク市場の終値(169.65円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円の動きに連れて169.94円まで強含んだ。また、他のクロス円も堅調な動きで、ポンド円は198.86円、豪ドル円は104.40円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0861ドルとニューヨーク市場の終値(1.0857ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の買いに支えられているが、値動きは限られた。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.18円 - 156.47円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0862ドル
ユーロ円:169.57円 - 169.94円


(松井)
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