NY株見通し-金融政策の見通しを巡り米7月消費者物価指数(CPI)に注目
今晩は米7月消費者物価指数(CPI)に注目。昨日は翌日発表の米7月CPIを控え様子見姿勢が強まり、主要3指数がそろって2日続落。年初から最も大きく上昇したナスダック総合は1.17%安となり、今年3月13日以来、103営業日ぶりに50日移動平均線を下回った。
今晩の取引では米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の見通しを巡り、寄り前に発表される7月CPIに注目が集まる。7月CPIの市場予想は前月比+0.2%と6月分から横ばいが見込まれているが、前年比では+3.3%と前月分の+3.0%から伸びが加速が見込まれ、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIは前月比+0.2%、前年比+4.8%とともに前月から横ばいが予想されている。パウエルFRB議長は今後についてはデータ次第で、会合毎に判断するとしており、CPIが予想を上回る伸びとなれば利上げ継続観測が再び強まることに要警戒か。
今晩の米経済指標・イベントは7月CPIのほか、新規失業保険申請件数、米30年債入札、7月財政収支など。このほか、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の講演やあいさつなども予定されている。企業決算は寄り前にラルフ・ローレン、引け後にニューズ・コーポレーションなどが発表予定。(執筆:8月10日、14:00)
今晩の取引では米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の見通しを巡り、寄り前に発表される7月CPIに注目が集まる。7月CPIの市場予想は前月比+0.2%と6月分から横ばいが見込まれているが、前年比では+3.3%と前月分の+3.0%から伸びが加速が見込まれ、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIは前月比+0.2%、前年比+4.8%とともに前月から横ばいが予想されている。パウエルFRB議長は今後についてはデータ次第で、会合毎に判断するとしており、CPIが予想を上回る伸びとなれば利上げ継続観測が再び強まることに要警戒か。
今晩の米経済指標・イベントは7月CPIのほか、新規失業保険申請件数、米30年債入札、7月財政収支など。このほか、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の講演やあいさつなども予定されている。企業決算は寄り前にラルフ・ローレン、引け後にニューズ・コーポレーションなどが発表予定。(執筆:8月10日、14:00)