東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下値堅い

 14日の東京外国為替市場でドル円は下値が堅い。8時時点では144.92円とニューヨーク市場の終値(144.96円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。早朝取引で144.71円まで下落する場面があったが、その後は144.99円まで買い戻しが入った。目先は前週末高値でもある節目の145.00円や6月30日につけた直近高値の145.07円を試すことができるか注目される。

 ユーロドルは小安い。8時時点では1.0942ドルとニューヨーク市場の終値(1.0949ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の買い戻しを受けて売りが進み、早朝高値1.0961ドルから1.0940ドルまで押し戻された。前週末安値の1.0943ドルを下抜けており、今後は8日安値の1.0929ドルや3日安値の1.0912ドルなどが下値の目処として意識されそうだ。

 ユーロ円は8時時点では158.57円とニューヨーク市場の終値(158.78円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。158.70円前後を挟んで上下したが、ユーロドルと同様にやや上値の重さが目立った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.71円 - 144.99円
ユーロドル:1.0940ドル - 1.0961ドル
ユーロ円:158.55円 - 158.85円

(岩間)
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