ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、地合い弱い

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は地合いが弱い。2時時点では144.62円と24時時点(144.78円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。米金利が低下基調を維持するなかで全般ドル売りが進むと、144.58円まで日通し安値を更新した。米10年債利回りは4.20%で推移している。

 ユーロドルは強含み。2時時点では1.0863ドルと24時時点(1.0845ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準となった。さえない米国のPMI速報値を受けたドル売りの流れが継続。米株高を眺めて上昇したオセアニア通貨の動きにもつれて、1.0868ドルと本日高値1.0871ドルに迫った。
 なお豪ドル/ドルはNY序盤につけた0.6411ドルから0.6474ドルまで切り返し、NZドル/ドルも0.59ドル前半から0.5982ドルまで反発した。

 ユーロ円は伸び悩み。2時時点では157.10円と24時時点(157.02円)と比べて8銭程度のユーロ高水準。ユーロドルにつれて157.25円付近まで持ち直す場面もあったが、一巡後はドル円に引きずられて157.10円まで上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.58円 - 145.90円
ユーロドル:1.0803ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:156.87円 - 158.37円


(小針)
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