ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下げ渋り

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。4時時点では144.78円と2時時点(144.62円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.18%台まで低下した局面では144.54円まで日通し安値を更新した。しかしながら、米金利が低下幅をやや縮小するとドルも買い戻され、4時前には144.89円まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは上昇一服。4時時点では1.0859ドルと2時時点(1.0863ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準となった。2時台に1.0870ドルまでじり高となるも、欧州序盤につけた日通し高値1.0871ドルには僅かに届かず。米長期金利の低下が止むと、1.0850ドル台まで上値を切り下げた。

 ユーロ円はじり高。4時時点では157.22円と2時時点(157.10円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。堅調な米株式相場を眺めながら下げ渋り、ドル円の反発につれて157.31円付近まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.54円 - 145.90円
ユーロドル:1.0803ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:156.87円 - 158.37円


(小針)
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