ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上値重い
24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。24時時点では145.59円と22時時点(145.88円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことを受けて一時145.96円と日通し高値を付けたものの、節目の146.00円手前で失速。一時は4.23%台まで上昇した米10年債利回りが4.18%台まで低下したことも相場の重しとなり、145.43円付近まで下押しした。
なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は「FRBはしばらく制限的なスタンスを維持すべき」「金融政策は恐らく十分に講じた」「FOMCは金利に関して年内に動かないだろう」などと発言した。
ユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.0839ドルと22時時点(1.0821ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準となった。22時前に一時1.0814ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0803ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。23時30分前に1.0849ドル付近まで持ち直した。
ユーロ円は24時時点では157.81円と22時時点(157.86円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。23時前に一時158.05円と日通し高値を付けたものの、ドル円の伸び悩みにつれた売りが出ると上げ幅を縮めた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.60円 - 145.96円
ユーロドル:1.0814ドル - 1.0877ドル
ユーロ円:157.11円 - 158.05円
(中村)
なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は「FRBはしばらく制限的なスタンスを維持すべき」「金融政策は恐らく十分に講じた」「FOMCは金利に関して年内に動かないだろう」などと発言した。
ユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.0839ドルと22時時点(1.0821ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準となった。22時前に一時1.0814ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0803ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。23時30分前に1.0849ドル付近まで持ち直した。
ユーロ円は24時時点では157.81円と22時時点(157.86円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。23時前に一時158.05円と日通し高値を付けたものの、ドル円の伸び悩みにつれた売りが出ると上げ幅を縮めた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.60円 - 145.96円
ユーロドル:1.0814ドル - 1.0877ドル
ユーロ円:157.11円 - 158.05円
(中村)