ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い動き。24時時点では149.31円と22時時点(148.97円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。一時4.14%台まで低下した米10年債利回りが上昇に転じると円売り・ドル買いが先行。日経平均先物の上昇に伴う円売り・ドル買いも出て、アジア時間の高値149.32円を上抜けると一時149.36円まで値を上げた。

 ユーロドルは24時時点では1.0772ドルと22時時点(1.0770ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だったが、23時前に一時1.0761ドルと日通し安値を更新した。米長期金利が上昇に転じるとユーロ売り・ドル買いが優勢となった。

 ユーロ円は下値が堅い。24時時点では160.84円と22時時点(160.44円)と比べて40銭程度のユーロ高水準。22時前に一時160.38円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり160.86円付近まで持ち直した。ドル円の上昇につれた買いが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.93円 - 149.36円
ユーロドル:1.0761ドル - 1.0806ドル
ユーロ円:160.38円 - 161.10円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。