東京マーケットダイジェスト・21日 オセアニア通貨高・株下げ渋り

(21日15時時点)
ドル円:1ドル=149.98円(前営業日NY終値比▲0.03円)
ユーロ円:1ユーロ=162.22円(△0.10円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0815ドル(△0.0007ドル)
日経平均株価:38262.16円(前営業日比▲101.45円)
東証株価指数(TOPIX):2627.30(▲5.00)
債券先物3月物:146.19円(△0.01円)
新発10年物国債利回り:0.725%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.02700%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)     <発表値>     <前回発表値>
1月貿易統計(通関ベース)
季節調整前         1兆7583億円の赤字 689億円の黒字・改
季節調整済         2353億円の黒字  4401億円の赤字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。東京仲値にかけて本邦実需勢の買いが観測された半面、時間外の米10年債利回りが低下したことが上値を抑えるなど、150円を挟んで方向感が出なかった。これまでの値幅は24銭程度と狭い。

・ユーロ円は小幅高。豪ドル円などその他クロス円の上昇が支えとなり162.27円まで上げたが、総じて勢いは見られなかった。なお、豪ドル円は上海株や香港株が堅調に推移したことを支えに一時98.57円まで上昇したほか、NZドル円も92.94円まで買われた。

・ユーロドルは小動き。東京市場では目立った動意は見られず、1.08ドル台前半でこう着した。

・日経平均株価は3日続落。昨日の米国株式相場が下落した流れを引き継ぐ形で売りが先行し、指数は一時230円ほど下落した。もっとも、一巡後は割安感などがある銘柄を中心に押し目買いが入るなど下げ渋った。

・債券先物相場は反発。午前に146.12円まで下げる場面があったが、持ち高調整の域を出ず、総じて方向感が定まらなかった。


(越後)
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