東京マーケットダイジェスト・22日 ドル上値重い・日経平均は史上最高値

(22日15時時点)
ドル円:1ドル=150.28円(前営業日NY終値比▲0.02円)
ユーロ円:1ユーロ=162.81円(△0.19円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0833ドル(△0.0014ドル)
日経平均株価:39098.68円(前営業日比△836.52円)
東証株価指数(TOPIX):2660.71(△33.41)
債券先物3月物:146.23円(△0.04円)
新発10年物国債利回り:0.715%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.02700%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>     <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債          5608億円の処分超 1兆4951億円の取得超・改
対内株式            3820億円の取得超  6212億円の取得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。日本株高を見越した買いが朝方から先行。東京仲値に向けて買いが強まったほか、日経平均株価が史上最高値を更新すると昨日高値の150.39円を上抜けて150.46円まで値を上げた。もっとも、植田日銀総裁が「デフレではなくインフレの状態にある」などと述べると150.20円台まで伸び悩むなど上値は限られた。

・ユーロ円は強含み。日本株高を好感して全般円売りが強まると一時162.93円まで値を上げた。一巡後は利食い売りに押されたが下値は堅く162円台後半を維持した。

・ユーロドルは底堅い。ユーロ円の上昇につれたほか、ドル円が伸び悩んだ影響も受けて一時1.0838ドルまで値を上げている。

・日経平均株価は4営業日ぶりに反発。市場が注目していた米半導体大手エヌビディアの好決算を受けて日経平均への寄与度が高い半導体関連株が買われ指数を押し上げた。一時3万9000円台に乗せ、史上最高値を更新した。

・債券先物相場は続伸。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで146.06円まで下げたが、財務省の流動性供給入札が債券需要の引き締まりを意識させると146.45円まで一転上昇。一方、日銀総裁のタカ派発言が上値を抑えた。


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。