ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上昇一服

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服した。4時時点では150.54円と2時時点(150.63円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。欧州昼頃からの強まったドル高の流れのまま、2時過ぎには150.69円まで日通し高値を更新した。しかしながら、一気に13日につけた年初来高値150.89円を攻める展開には持ち込めず、全般ドル売り戻しが広がる中で150.49円付近まで上値を切り下げた。

 ユーロ円は小じっかり。4時時点では162.96円と2時時点(162.89円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。堅調な米株を眺めながらリスクに敏感なオセアニア通貨が対円で再び強含んだことにつれ、163円まで買い戻される場面があった。
 豪ドル円は1時頃に98.50円割れから98.67円付近まで下値を切り上げ、NZドル円が欧州前半につけた2015年1月以来の高値となる93.36円に迫った。

 ユーロドルは下げ渋り。4時時点では1.0824ドルと2時時点(1.0814ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。1.08ドル手前の底堅さを確認し、1.0826ドル近辺まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.02円 - 150.69円
ユーロドル:1.0803ドル - 1.0888ドル
ユーロ円:162.56円 - 163.47円



(小針)
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