東京マーケットダイジェスト・7日 円下値堅い・株下げ渋り

(7日15時時点)
ドル円:1ドル=155.51円(前営業日NY終値比▲0.10円)
ユーロ円:1ユーロ=169.35円(▲0.12円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0890ドル(横ばい)
日経平均株価:38683.93円(前営業日比▲19.58円)
東証株価指数(TOPIX):2755.03(▲2.20)
債券先物6月物:143.98円(▲0.17円)
新発10年物国債利回り:0.970%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.12900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
     <発表値>     <前回発表値>
4月家計調査(消費支出)
前年同月比   0.5%    ▲1.2%
5月外貨準備高
      1兆2316億ドル  1兆2790億ドル
4月景気動向指数速報値
一致指数    115.2    114.2・改
先行指数    111.6    111.7・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。日銀が国債買い入れオペの金額を据え置いたことに買いで反応し、一時155.94円まで値を上げた。ただ、一巡後は戻り売りが優勢に。今晩に5月米雇用統計を控えて持ち高調整の売りも活発化し、昨日安値の155.37円を下抜けて15時過ぎには一時155.18円まで下げ足を速めた。

・ユーロ円も頭が重い。午前には一時169.83円まで上昇したものの、午後には一転して168.98円まで売り込まれるなど、総じてドル円につれた展開となった。

・ユーロドルはもみ合い。米雇用統計やラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の講演をNY時間に控えて東京市場では1.08ドル台後半での狭いレンジ取引となった。

・日経平均株価は反落。昨日に米ハイテク株が売られたため、半導体関連株の一角が下落した。香港株などの下落も重しとなり、指数は一時140円超下げた。もっとも、引けにかけては下げ幅を縮めるなど値幅は狭かった。

・債券先物相場は5営業日ぶりに反落。昨日の独・米債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行。前日まで4日続伸した後とあって、週末を前に利益確定目的の売りも出て、一時143.83円まで下落した。

(越後)
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