東京外国為替市場概況・12時 ドル円 反発

 18日の東京外国為替市場でドル円は反発。12時時点では156.31円とニューヨーク市場の終値(156.20円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。日経平均株価は寄り付き後ほどなくつけた985円安水準を底に690円安付近辺へ戻すなど持ち直し気味に推移。時間外取引の米10年債利回りが4.17%台へじり高となったことも支援となりドル円はショートカバー優位に。巻き戻しがやや勢いづき、朝方に売りが先行した値幅を帳消しにして156.44円まで上昇に転じた。

 ユーロ円はドル円のショートカバーに連動。12時時点では170.92円とニューヨーク市場の終値(170.88円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。昨日NY引けの水準を上回り、171.04円まで小幅高となる場面もあった。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.0935ドルとニューヨーク市場の終値(1.0939ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。米金利水準が持ち直すなか対円でのドル反発の動きもあって、限られたレンジの動きだが1.0932ドルまでじり安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.38円 - 156.44円
ユーロドル:1.0932ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:170.00円 - 171.04円

(関口)
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