東京外国為替市場概況・12時 ドル円、強含み

 22日の東京外国為替市場でドル円は強含み。12時時点では157.55円とニューヨーク市場の終値(157.48円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したのを眺め、157.61円まで上値を伸ばした。なお、安く始まった日経平均は一時500円超の下げ幅を記録したが、反応は薄かった。

 ユーロドルは下げ渋り。12時時点では1.0893ドルとニューヨーク市場の終値(1.0882ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下幅縮小を背景にややドルが買われたことが重しとなり、1.0880ドルまで下押す場面が見られたが、前週末安値(1.0876ドル)が目先のサポートとして意識されると1.0890ドル台まで値を戻した。

 ユーロ円は堅調。12時時点では171.61円とニューヨーク市場の終値(171.39円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れたほか、ユーロドルが下げ渋った事もあり、171.66円まで上値を広げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.16円 - 157.61円
ユーロドル:1.0880ドル - 1.0903ドル
ユーロ円:171.23円 - 171.66円


(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。