今日の株式見通し=大幅安か ナスダックが3%を超える下落
東京市場は大幅安か。米国株は下落。ダウ平均は504ドル安の39853ドルで取引を終えた。決算を受けてテスラが12.3%安、アルファベットが5.0%安と急落。エヌビディアやメタなど主力グロース株の多くが値幅を伴った下げとなり、リスクオフの様相が強まった。ナスダックは3.6%安と大きく下落している。為替市場では円高が一段と進行しており、ドル円は足元153円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて1005円安の38115円、ドル建てが945円安の38175円で取引を終えた。
テスラやアルファベットの失望決算はきのう先んじて消化しているにもかかわらず、CME225先物はかなりの下振れスタートを示唆している。ナスダックの3%を超える下落はブル相場の終えんを意識させるだけに、きょうは広範囲に売りが出てくることになるだろう。場中の為替動向にも注意を払う必要がある。円高がさらに進むようなら、そのことが売りを誘う材料になる。日経平均は39000円近辺にテクニカルの節目がいくつかあったが、スタートからこれらを下回ることになりそう。場中は不安定かつ、下押し圧力の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38000円-38600円。
テスラやアルファベットの失望決算はきのう先んじて消化しているにもかかわらず、CME225先物はかなりの下振れスタートを示唆している。ナスダックの3%を超える下落はブル相場の終えんを意識させるだけに、きょうは広範囲に売りが出てくることになるだろう。場中の為替動向にも注意を払う必要がある。円高がさらに進むようなら、そのことが売りを誘う材料になる。日経平均は39000円近辺にテクニカルの節目がいくつかあったが、スタートからこれらを下回ることになりそう。場中は不安定かつ、下押し圧力の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38000円-38600円。