東京外国為替市場概況・12時 ドル円、神経質な動き

 31日の東京外国為替市場でドル円は神経質な動き。12時時点では152.87円とニューヨーク市場の終値(152.77円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。日銀会合での結果公表を控え、11時過ぎに153.26円まで急伸して本日高値を更新。買い一巡後は152.50円台に押し戻されるも、下値の堅さを確認するとその後は152円台後半で推移した。

 ユーロ円も神経質。12時時点では165.51円とニューヨーク市場の終値(165.25円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れて165.91円まで上昇後に165.10円台まで下押したが、日経平均の下げ幅縮小もあり165円台半ばまで切り返した。

 ユーロドルは小高い。12時時点では1.0826ドルとニューヨーク市場の終値(1.0815ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円が上昇したこともあり、1.0827ドルまで小幅に値を上げた。

 豪ドルは対円で一時98.68円、対ドルで0.6483ドルまで下落した。4-6月期豪消費者物価指数はヘッドラインこそ予想通りだったが、一部予想で横ばい予想のトリム平均値が鈍化していたことが豪ドル売りを誘ったもよう。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.12円 - 153.26円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0828ドル
ユーロ円:164.59円 - 165.91円


(川畑)
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