東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 22日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では145.33円とニューヨーク市場の終値(145.21円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。8時過ぎに144.85円まで下落したものの、その後は買い戻しの動きが目立った。日経平均株価が300円超高の堅調推移となっていることも相場の支えとなり、一時145.44円まで値を上げた。

 ユーロ円は底堅い。10時時点では162.00円とニューヨーク市場の終値(161.95円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。株高を手掛かりにした円売りの流れに沿って一時162.16円まで上昇。豪ドル円が98.14円、NZドル円が89.57円まで上げるなど、他のクロス円も底堅く推移した。

 ユーロドルは10時時点では1.1147ドルとニューヨーク市場の終値(1.1150ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。1.11ドル台半ばでのレンジ内推移となったが、ドル円の上昇を受けてやや上値の重さが意識された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.85円 - 145.44円
ユーロドル:1.1145ドル - 1.1158ドル
ユーロ円:161.61円 - 162.16円

(岩間)
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