東京外国為替市場概況・12時 豪ドル、上昇一服

 17日の東京外国為替市場で豪ドルは上昇が一服。予想より強い豪雇用指標を後押しとした豪ドル買いは対ドルで0.6710ドル、対円で100.23円と、ともに昨日高値を上回るところまで進行。その後は勢いが落ち着き、中国株がマイナスに振れた局面もあったせいか、それぞれ一時0.6687ドル前後、99.84円前後へ下押した。

 ドル円はじり安。12時時点では149.41円とニューヨーク市場の終値(149.64円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が一時250円近く下落し、安値圏で前引け。リスク回避を意識した円買い優位で、149.25円まで下値を探った。

 ユーロ円も円買いが優位。12時時点では162.28円とニューヨーク市場の終値(162.54円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落や、さえない株価動向を受けて円高推移。162.07円まで下落幅を広げた。

 ユーロドルはもみ合いが継続。12時時点では1.0861ドルとニューヨーク市場の終値(1.0862ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。NY終値付近の限られたレンジの推移が続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.25円 - 149.66円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0870ドル
ユーロ円:162.07円 - 162.67円

(関口)
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