東京外国為替市場概況・12時 ドル円、底堅い

 22日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。12時時点では150.83円とニューヨーク市場の終値(150.84円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。仲値後に150.50円まで下落したところで売りが一巡した。仲値以降の下押し幅を帳消しにして一時150.85円と、早朝のレンジ上限150.84円をわずかながら上回り、昨日高値150.89円に接近した。700円以上の下落となっていた日経平均株価が一時460円安前後まで下げ幅を縮小したことや、時間外取引で頭打ち気味だった米10年債利回りが4.2%台までじり高となった動きが支えとなったもよう。

 ユーロ円も反発。12時時点では163.13円とニューヨーク市場の終値(163.13円)と比べて同水準だった。ドル円の戻りを受けた円相場の推移や、日経平均株価の下げ渋りが支援となった。さほど大きくないレンジの上下ながら、162.83円まで小幅に下値を広げたところから、163.16円までわずかながら上値を伸ばした。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.0815ドルとニューヨーク市場の終値(1.0815ドル)と比べて同水準だった。安値圏ながら底堅く、一時1.0821ドルまで小高く推移する場面もあったが、依然として値動きは限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.50円 - 150.85円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0821ドル
ユーロ円:162.83円 - 163.16円


(関口)
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