東京マーケットダイジェスト・1日 円安・株大幅安

(1日15時時点)
ドル円:1ドル=152.54円(前営業日NY終値比△0.51円)
ユーロ円:1ユーロ=165.84円(△0.36円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0871ドル(▲0.0013ドル)
日経平均株価:38053.67円(前営業日比▲1027.58円)
東証株価指数(TOPIX):2644.26(▲51.25)
債券先物12月物:144.16円(▲0.03円)
新発10年物国債利回り:0.945%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。朝方には昨日安値の151.84円を下抜けて一時151.79円まで下落する場面があったものの、その後は買い戻しの動きが優勢となった。本邦勢からの月初に絡んだ買いが観測されるなか、15時前には152.65円まで反発。日経平均株価が大幅安となり、時間外の米10年債利回りが低下するなど相場を支援する材料は乏しかったが、総じて堅調に推移した。

・ユーロ円も強含み。朝方につけた165.24円を安値として買い戻しが進んだ。ドル円の上昇につれて一時165.96円まで値を上げた。

・ユーロドルは小安い。1.0889ドルまで上昇する場面があったものの、1.09ドル台の回復には至らず、その後は1.0871ドルまでやや上値を切り下げた。

・日経平均株価は大幅続落。昨日の米国株式市場でハイテク株が下落し、この日の国内株式市場でも半導体関連銘柄が軒並み安に。日銀の追加利上げの思惑や外国為替市場で円安が一服していることなども相場の重しとなった。来週に米大統領選挙を控えて連休前の持ち高調整や利益確定目的の売りも進み、指数は一時1130円超安まで下押す場面も見られた。

・債券先物相場は3営業日ぶりに小幅反落。日銀の追加利上げ観測が相場の重しとなった一方、本日の米雇用統計などを前に持ち高調整目的の買いも入った。

(岩間)
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