東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下げ渋る

 18日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋る。8時時点では154.51円とニューヨーク市場の終値(154.30円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。先週に続いたトランプトレードは週末に調整が入るなか、円の対ドルでの買い戻しが目立った。週明けのドル円は下げ渋り、154.58円までやや上昇気味に推移するも値幅は限定的。

 ユーロドルは上値が重い。8時時点では1.0530ドルとニューヨーク市場の終値(1.0540ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。小動きながら1.0526ドルまで押されるなど1.05ドル前半で上値が重く、引き続き14日につけた昨年10月以来の安値1.0497ドルを意識した動き。

 ユーロ円は戻りが鈍い。8時時点では162.69円とニューヨーク市場の終値(162.66円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。先週末の安値162.32円を前に下げ渋り、162.84円まで小反発したが、ユーロドルの重い動きも上値を圧迫し戻りは鈍い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.20円 - 154.58円
ユーロドル:1.0526ドル - 1.0543ドル
ユーロ円:162.34円 - 162.84円

(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。