東京マーケットダイジェスト・19日 円買い一服・株高

ドル円:1ドル=154.42円(前営業日NY終値比▲0.24円)
ユーロ円:1ユーロ=163.44円(▲0.49円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0583ドル(▲0.0015ドル)
日経平均株価:38414.43円(前営業日比△193.58円)
東証株価指数(TOPIX):2710.03(△18.27)
債券先物12月物:142.89円(△0.04円)
新発10年物国債利回り:1.060%(▲0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.31600%(△0.02700%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は下げ渋り。前日のNY時間からの流れを引き継いで売りが先行した。加藤財務相が「為替動向、行き過ぎた動きには適切な対応を取る」「非常に緊迫感を持って為替の動きを見守っている」などの見解を示したことも相場の重しとなり、一時153.96円まで下押し。もっとも、昨日安値の153.84円が目先のサポートとして意識されると下げ渋り、その後は154.50円台まで下値を切り上げた。

・ユーロ円も下げ渋り。ドル円と同様に売りに押される展開となって一時163.12円まで下落する場面があったものの、その後はいったん下げ止まった。

・ユーロドルは小安い。1.0590ドル台を中心とする狭いレンジ内でのもみ合いとなったが、昨日高値の1.0607ドル手前で上値の重さを確認すると1.0583ドルまでやや値を下げた。

・日経平均株価は反発。昨日の米国株式市場でハイテク株が上昇したことを受け、この日の東京市場でも半導体関連株に買いが入った。いったんは利益確定売りに押されて上げ幅を縮める場面もあったが、指数は後場に入って340円近く上昇するなど総じて底堅く推移した。

・債券先物相場は小幅続伸。昨日の米国債券相場が上昇した流れと引き継いで142円97銭まで買いが入ったが、日銀の追加利上げ観測が相場の重しとなり、上値も限られた。

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。