東京マーケットダイジェスト・2日 ドル高・株高

(2日15時時点)
ドル円:1ドル=150.72円(前営業日NY終値比△0.95円)
ユーロ円:1ユーロ=158.58円(△0.17円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0521ドル(▲0.0056ドル)
日経平均株価:38513.02円(前営業日比△304.99円)
東証株価指数(TOPIX):2714.72(△34.01)
債券先物12月物:142.82円(▲0.24円)
新発10年物国債利回り:1.075%(△0.025%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.36300%(△0.00100%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>  <前回発表値>
7-9月期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額
前年同期比   8.1%     7.4%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は堅調。時間外の米10年債利回りが上昇するなか、対ユーロなどでドル高が進んだ影響を受けた。日経平均株価が一時340円超上昇するなど堅調に推移したことで、投資家のリスク志向改善を意識した買いも進み、一時150.75円まで値を上げた。

・ユーロドルは弱含み。フランスの予算案を巡って、政局の不透明感が高まっていることを嫌気した売りが出た。米金利の上昇も相場の重しとなり、前週末安値の1.0542ドルを下抜けて一時1.0515ドルまで値を下げた。

・ユーロ円は下げ渋り。仏政局の不透明感を手掛かりにしたユーロ売りに押されて一時157.97円まで値を下げたものの、その後は日本株高やドル円の上昇につれて158.64円まで反発した。

・日経平均株価は反発。寄り付き後に下げに転じる場面があったものの、節目の3万8000円を下回った水準では押し目買いが観測された。「厚生労働省が年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用利回り目標を0.2%引き上げる方針を示した」との報道が伝わり、GPIFが株式への投資配分を増やすことにつながるとの思惑が広がったことも買いを誘った面がある。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。日銀の利上げ観測が相場の重しとなり、一時142円68銭まで下押しした。一巡後はやや下げ幅を縮めたものの、戻りは限られた。

(岩間)
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