東京マーケットダイジェスト・3日 円安・株大幅高

(3日15時時点)
ドル円:1ドル=150.02円(前営業日NY終値比△0.42円)
ユーロ円:1ユーロ=157.39円(△0.34円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0491ドル(▲0.0007ドル)
日経平均株価:39248.86円(前営業日比△735.84円)
東証株価指数(TOPIX):2753.58(△38.86)
債券先物12月物:142.87円(△0.05円)
新発10年物国債利回り:1.075%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.37300%(△0.01000%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>  <前回発表値>
11月マネタリーベース
前年同月比  ▲0.3%    ▲0.3%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。日経平均株価の大幅上昇を受けて、投資家のリスク志向改善を意識した円売りが徐々に強まった。時間外の米10年債利回りが4.21%台まで上昇したことも相場の支えとなり、一時150.24円まで値を上げた。

・ユーロ円も強含み。日本株高を支えに円売りが進んだ流れに沿った。13時過ぎに157.53円まで上値を伸ばし、その後も高値圏でのもみ合いとなった。

・ユーロドルは小安い。1.0490ドルを挟んだ狭いレンジ内での取引となったが、米金利の上昇が重しとなり、一時1.0481ドルまで下押す場面も見られた。

・日経平均株価は大幅続伸。米追加利下げ期待が高まるなか、景気改善への楽観的な見方を強めた投資家からの買いが入った。前日の米国株式市場でハイテク株の上昇が目立ったこともあり、本日の国内株式市場でも半導体関連株が軒並み高となって指数を押し上げた。一時は910円超高まで上昇幅を拡大する場面も見られた。

・債券先物相場は反発。10年物国債入札を波乱なく終えたことで買い安心感が広がり、入札後にはやや買いが入った。

(岩間)
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