東京マーケットダイジェスト・4日 円安・株まちまち

(4日15時時点)
ドル円:1ドル=150.09円(前営業日NY終値比△0.49円)
ユーロ円:1ユーロ=157.83円(△0.63円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0515ドル(△0.0006ドル)
日経平均株価:39276.39円(前営業日比△27.53円)
東証株価指数(TOPIX):2740.60(▲12.98)
債券先物12月物:143.16円(△0.29円)
新発10年物国債利回り:1.050%(▲0.025%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.37300%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。昨日に伝わった韓国の政情不安を手掛かりにした売りが一巡し、本邦実需勢からの買いなどを支えに149円台後半で底堅く推移した。午後に入って一部通信社が「日銀が12月の金融政策決定会合で政策を維持する可能性」について報じると、海外勢などからの円売り・ドル買いが強まり、一時150.17円まで値を上げた。

・豪ドルは弱含み。7-9月期豪国内総生産(GDP)が予想より弱い結果となったことを受けて売りが進み、対ドルで0.6408ドル、対円で95.91円まで値を下げた。もっとも、一巡後は急ピッチで値を下げた反動から買い戻しが入り、対円では日銀関連報道なども支えに96.70円台まで切り返した。

・ユーロ円はしっかり。12時過ぎに156.99円まで下落する場面があったものの、その後は円売りの流れに沿って157.87円まで反発した。

・ユーロドルはもみ合い。前日終値を挟んだ水準でやや方向感を欠いた。12時過ぎには1.0488ドルまで下押ししたものの、昨日安値の1.0481ドル手前で下値の堅さを確認すると1.0520ドルまで買い戻しが入った。

・日経平均株価は小幅に3日続伸。半導体関連株に利益確定目的の売りが持ち込まれたほか、輸出関連株も下落し、指数の重しとなった。もっとも、日銀が12月の金融政策決定会合で政策を据え置く可能性が報じられると買い戻しが入った。

・債券先物相場は続伸。韓国の政情不安からリスク回避としての債券買いが入ったほか、日銀が12月会合で金利を据え置く可能性が高まったことも買いを誘った。


(岩間)
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